CentOS7にGitをyumとSourceの2つの方法でインストールする

プログラミング

CentOS7にGitをインストールする方法です。yumでインストールする方法とSourceからインストールする方法の2つを紹介します。

yumでインスール

一番かんたんなのはyumでインストールする方法です。以下のコマンド一発でインストールすることができます。

# gitをインストール
$ sudo yum install git

# インストールが完了したらGitのバージョンを確認
$ git --version
git version 1.8.3.1

yumでインストールする方法は簡単なのですが、インストールされるGitのバージョンが最新版ではなく少し古いバージョンになります。Gitの最新版をインストールしたい場合はSourceからインストールする方法を試してください。

gitをアンインストールするには以下を実行してください。

# gitのアンインストール
sudo yum remove git

# アンインストールの確認
$ git --vresion
-bash: /usr/bin/git: No such file or directory

Sourceからインストール

ライブラリィのインストール

Sourceからインストールするため、まずは依存関係があるライブラリィをインストールします。

# 依存関係のあるライブラリィのインストール
sudo yum -y install gcc curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker autoconf

Gitの最新版Sourceを取得

公式サイトのリリースページから最新のSourceを取得する。

現在はv2.27.0が最新になります。(v2.28.0-rc0は次期のリリース候補となります)
v2.27.0の「tar.gz」のリンクをコピーしてwgetで取得します。

# 適当なインストール場所に移動
cd /usr/local/src/

# wgetでGitの最新Sourceを取得
wget https://github.com/git/git/archive/v2.27.0.tar.gz

Gitのインストール

# 取得したSourceを解答
sudo tar xzvf v2.27.0.tar.gz

# 解答したSourceに移動
cd git-2.27.0/

# make コマンドでインストール
sudo make prefix=/usr/local all
sudo make prefix=/usr/local install

# インストールが完了したらGitのバージョンを確認
$ git --version
git version 2.27.0

これでGitのインストールは完了です。

pocketcode

30代のWEB系企業エンジニアです。毎回同じようなことを検索してしまうので、自分の備忘録的に書いています。サイトのデザインはQiita(https://qiita.com)さんに寄せています。